ザイペックスとは|
製品ラインナップ・
工法紹介
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CONTENTSコンクリートを“深部から守る”技術で、
防水と長寿命化を同時に実現。
ザイペックスは、コンクリート構造物の防水・予防・補修、そして長寿命化を一体で実現するいわば「コンクリートそのものを防水層化する」工法です。触媒性化合物が深部まで浸透し、セメント結晶の生成をし続けることで水密性を向上させ、ひび割れ自己修復機能をもたらします。
表面を覆う従来工法とは異なり、コンクリート深部に不溶性結晶を生成して空隙を閉塞し、水や劣化因子の浸入を防ぎ続けます。
このページでは、ザイペックスの特長、主な製品ラインナップ、施工方法、そして動画による実際の防水メカニズムをご紹介します。
ザイペックスとは
深部へと防水する革新技術。世界100カ国が認めた信頼のブランド。
ザイペックスは、コンクリート深部に結晶を生成して緻密化する「躯体防水工法」。半永久的な防水性と耐久性を両立します。
深部を防水する仕組み

ザイペックスは、コンクリートの水和反応を利用して不溶性の結晶を生成し、毛細管空隙や微細なひび割れを閉塞します。これにより、水や化学物質の浸入を防ぎ、構造物の防水性をコンクリート自体に付与します。塗布・混和いずれの方法でも深部改質効果を発揮します。
世界に広がる採用実績

ザイペックスはカナダで誕生し、現在では世界100カ国以上で使用されるグローバルブランドです。日本では株式会社日本ザイペックスが唯一の総代理店として、公共インフラから個人住宅まで幅広い分野で施工実績を重ねています。
製品ラインナップ
多彩な製品群で、あらゆる現場の課題に応える。
改質材・補助材・止水材などを用途に合わせて展開。新設から改修まで、最適な製品を選定できます。
コンクリート改質材
塗布タイプ・混和タイプを中心に、コンクリート深部まで防水機能を発揮する主材です。新設時のコンクリートの混和の他、表面塗布は新設・既設問わず対応。施工条件に合わせた柔軟な防水設計が可能です。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
コンセントレート(XC)
コンクリート表面から深部へ浸透し、防水・改質を実現。
製品概要

ザイペックス・コンセントレートは、コンクリート表面に塗布することで、深部に触媒性化合物が浸透し、不溶性の結晶を生成する防水材です。微細な空隙を閉塞し、水に溶けた劣化因子(塩分・酸素・CO₂など)の浸入を遮断。表層だけでなくコンクリート深部へと緻密化を促進します。
特長
- コンクリート深部に結晶を増殖することで防水性を付与する「改質型」工法
- 微細なひび割れを自己修復(約0.25mmまで対応)
- 表面を覆う防水層を構成しないため、耐久年数が長く防水層の剥離等がない
- 新設・既設を問わず施工可能
- 内防水・外防水どちらにも対応
- 無機質のため、環境に対する負荷が小さい
主な用途
- 地下ピット・トンネル・水槽・擁壁などの既設構造物
- 漏水や中性化が進行している構造物の補修・再防水
- プール、下水処理槽など衛生性を求められる場所
- トンネルや地下構造物の高耐久化対策
施工手順(概要)
- 高圧水による給水処理
- ザイペックス・コンセントレートの塗布または吹付(1.2kg/m²)
- 養生・硬化期間を経て結晶が成長
- 深部空隙を閉塞し、防水層を形成
- 結晶により充填、躯体の水密性を高める
リキッドペネトレート(XLP)
飲料水施設に使用可能な安全性。塗膜を形成しない無色の液体は構造物の美観を損ねません。
製品概要

XLPは、高性能なコンセントレートと同等の結晶増殖用を保ちつつ、無色透明の液体として開発された製品です。
塗布後もコンクリートの見た目や質感を損なうことなく、美観を維持したまま長期的な防水性・長寿命化を実現。飲料水施設にも使用可能な安全性を備えながら、扱いやすい液体タイプという画期的な製品です。
特長
- 塗膜を形成しないため防水層の剥離がない
- 飲料水施設への使用が可能
- 水道法により、浄水または浄水処理過程における「水に注入される薬品等および資材や設備」について、水に付加または浸せきした場合、汚染等の影響がないとされる基準が設けられています。XLPは、JWWA Z 108「水道用資機材-浸出試験方法」により、評価基準すべてに適合していることが確認されています
- 色の水性液体で構造物の美観を損ねない
- 水性材料で環境負荷が少ない
- 施工した上に補修材や仕上材の施工が可能
主な用途
- 地下もしくは地下構造物・トンネル・橋梁・水槽・擁壁などの既設構造物
- 漏水や中性化が進行している構造物の補修・再防水
- コンクリート構造物全般の高耐久化対策
- 補修下地
- 飲料水施設
施工手順(概要)
- 既設コンクリート表面の洗浄・下地調整
- ザイペックスXLPをローラー塗布または吹付(0.2kg/m²程度)
- 結晶化反応が進行し、コンクリート深部を緻密化
アドミックス(Admix C-1000 NF)
新設コンクリートに混和することで、構造物そのものを防水化。
製品概要

ザイペックス・アドミックスは、新設構造物のコンクリート練混ぜ時に直接添加する防水材です。施工時に粉末状のアドミックスを投入することで、構造物全体に防水性と自己修復性を付与。長期にわたって水の浸入を防ぎ、構造物を半永久的に保護します。
特長
- コンクリート全体に防水性能を付与する「混和型防水工法」
- 生コンに混和するだけで水密性の高いコンクリートができる
- コンクリート深部で自動的に結晶が生成し、微細ひび割れを自己修復
- 混入後も施工性を損なわず、強度低下の心配がない
- コンクリート自体に改質効果をもたせるため、すべてのコンクリート構造物に対して使用可能
主な用途
- 新設構造物(地下駐車場・基礎・トンネル・水槽・ダムなど)
- 水密性・耐久性を求める公共インフラや大型施設
施工手順(概要)
- 設計時にアドミックス混入量を設定(通常はセメント量の1.0%)
- プラント練混ぜ時にドライ投入、または打設現場でスラリー化してミキサー車へ投入
- コンクリートに均一に分散し、打設後に結晶化反応が進行
- 構造物全体に防水・改質機能を付与
補助材・止水材・その他
漏水箇所の緊急止水や、断面修復・接着補強などを行う補助材群です。主材と併用することで、より高い防水性能と耐久性を実現。複雑な施工環境や高水圧下でも確実に対応できます。
補助材
エフシーエム80

進行性のひび割れや構造上できた継ぎ目部分の劣化防止・防水に使用します。
ザイクリリック

コンセントレートなどに混和して付着力を高めるアクリル系ポリマーディスバージョンです。
止水材
パッチンプラグ

ジャンカによる空隙、ひび割れなどを修繕する急硬材です。20℃の環境下で3分以上放置すると固まります。
ウルトラペースト

ひび割れ等に注入して水漏れを止める湿気発泡ウレタン材です。
ザイペックス不織布(400RG)

外型枠省略工法で地下室を打設する場合などに、山留壁に貼り付けてコンセントレートを吹き付ける不織布です。湧水による改質材の流出を防ぎます。
工法紹介
新設にも既設にも対応。現場に合わせた最適な工法を。
塗布・吹付・混和など、施工条件に応じた多彩な工法を用意。防水と改質を同時に実現します。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
塗布・吹付工法
新設、既設構造物の補修・改修両方に適した工法で、表面からザイペックスを塗布または吹付することで深部に成分を浸透させます。湿潤下でも施工可能なため、トンネルやピットなど環境の制約が多い現場でも高い施工性を発揮します。
後付工法
1.2kg/m²の主材(コンセントレート)を塗布・吹付します
- 準備工
- 下地処理工
- 主材(コンセントレート)塗布・吹付工(1層目)
- 主材(コンセントレート)塗布・吹付工(2層目)
※1層目と2層目の合計で1.2kg/m²になるようにします。
- 反応水散布工
- 施工完了
先付工法
ザイペックス不織布を使用。その後、改質材を吹付します。
- 準備工
- ザイペックス不織布貼付工
- 主材(コンセントレート)吹付工
1.2kg/m²
- 施工完了
※先付工法は特許登録済「特許第3942452号」です
塗布吹付工法(※XLP使用)
XLPを塗布します。原液のまま使用するため施工しやすい工法です。
- 準備工
- 下地処理工
- リキッド(XLP)塗布工 1回目
- リキッド(XLP)塗布工 2回目
- 反応水散布工
- 施工完了
混和工法(アドミックス)
新設構造物向けに、ザイペックス粉末を練混ぜ時に直接投入する方法です。コンクリート全体に防水性と自己修復性を付与し、構造物そのものを長寿命化。水槽・地下躯体・基礎などへの適用実績があります。
- アドミックスの計量
- アドミックスの投入
- 作業完了
補助工法について
既存構造物の劣化箇所やひび割れ部分に対し、ザイペックスの補助材を併用して補修を行います。部分的な止水や再劣化の防止に有効で、構造物全体の耐久性を高めます。



止水・接着
コンクリートのジャンカ(コンクリートの打設不良等によってセメントが漏れた状態)やひび割れ、打ち継ぎ部からの漏水(水漏れ)を瞬間的に止めます。
| 止水・接着方法 | 注入工法・打継目処理工法 |
|---|
他の防水・改質工法との比較
結晶増殖メカニズムが導く、コンクリートの恒久的な耐久性。
ザイペックス工法は無機質の防水材を使用し、環境負荷を抑えながら長期的な防水・改質効果を発揮します。
環境と安全性に配慮した防水工法

ザイペックスは、有機系シートや塗膜を使用する防水工法とは異なり、コンクリート深部へと防水性をもたらしていく無機質の改質材です。劣化や剥離が発生しにくいメンテナンスフリー性も魅力の一つです。さらに、施工時に有機溶剤や加熱を必要としないため安全性が高く、環境ホルモンなどの有害成分も一切含まれません。環境にも施工者にも優しい工法です。
「表面保護工法」との違い

ザイペックス工法は、コンクリート内の未水和セメントと触媒性化合物が反応し、結晶生成を繰り返すことで躯体を緻密化する「躯体改質工法」です。未水和セメントが存在する限り反応が継続するため、約100年とも言われる長期にわたり、ひび割れの自己修復機能が維持され止水性を保ちます。
一方、「ケイ酸ナトリウム系」を用いた表面保護工法は、浸透した成分が反応して結晶化するものですが、その成分が反応しきった時点で結晶生成は止まってしまいます。塗膜ではないため剥離の懸念はありませんが、ザイペックスのような触媒反応による持続的な再結晶化は起きないため、長期的な止水性能や自己修復能力においては役割が異なります。
比較表:防水・改質工法の違い
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 工法・分類 | 防水メカニズム | ひび割れ対応 (自己修復) |
持続性・寿命 | 適用範囲 施工条件 |
環境・安全性 |
|---|---|---|---|---|---|
| ザイペックス 無機質セメント 結晶増殖材 |
躯体改質深部まで 結晶化し緻密化 |
◎ 自己修復 みずみちとなる 微細ひび割れ (0.25mm程度)を閉塞 |
躯体を改質し半永久的に機能が継続 | ◎ 湿潤面・背面水圧可 内側からも施工可能 |
◎ 無機・VOCゼロ 飲料水施設もOK |
| ケイ酸質系 表面含浸材 |
表層緻密化 表層空隙を充填 |
△ 追従性なし 経年で生じるひび割れを 自己修復しない |
有限 経年変化(5~10年) |
○ 湿潤面は可 止水能力は限定的 |
○ 無機質 比較的安全 |
| シラン系 表面含浸材 |
表面撥水 水を弾く(止水不可) |
△ 追従せず水圧に弱い |
有限 経年変化(5~10年) 紫外線で劣化 |
△ 乾燥面のみ |
△ 有機溶剤使用の場合 消防法対応・換気等 対策が必要 |
| メンブレン防水 | 表面被覆 物理的な膜で遮断 |
○ ひび割れ追従性には富んでいるが 経年劣化によりその性能は落ちる |
有限 経年変化 (10~15年) 廃棄物が発生 |
△ 乾燥面のみ 外防水が基本 |
△ 廃棄物発生 撤去時にゴミが出る |
※ 比較内容は一般的な工法の特性を示したものであり、各メーカーの改良製品すべてに当てはまるものではありません。
※ シラン系は主に塩害防止(撥水)を目的とし、地下水の止水(防水)には適さない場合があります。
動画のご紹介
映像でわかる、ザイペックスの防水メカニズム。
コンクリート深部での結晶生成の仕組みや、実際の施工の流れを動画でご紹介。技術の信頼性を体感いただけます。
CNBCテレビシリーズ「Inside the Blueprint」ザイペックスCEO出演
ザイペックスの結晶化メカニズム
(字幕あり)
XYPEX DVD
高エネルギー加速器研究機構編
XYPEX DVD 青函トンネル編
XYPEX VIDEO
XYPEX DVD






